｢バニラ｣の部屋

★初めて一人でのお泊り

３月２７日（土）２８日にかけて、東京ビッグサイトで開かれる「アジアインターナショナル・ドッグショー」を見に行く事になった。サファイアさんとの再会や、ニフティの友、ドレクスラーさん（兵庫）、みゆきさん（名古屋）、アンナの母さん（東京）などに会う事も楽しみな旅行だった。でも・・・・・。飛行機の旅なのでバニラは連れて行けない。仕方が無いのでかかりつけの病院に預ける事にした。

３泊４日。左目が時々白目になるのが気になっていたので診察してもらってから「さ、いよいよお別れ・・・」と心の準備をする間もなく、獣医さんと喜んでさっさと奥の部屋へ消えて行ったバニラ・・・。
少しはさー、淋しそうにするとかさー、降り返るとかさー、何かないわけ？？

３月２９日(月）。３泊４日の旅行から帰宅し、荷物を置いてすぐ病院へバニラを迎えに。二足歩行で大喜びしてかぶこ達に飛び掛かり、暴れるバニラ。獣医さんに「まさかずっとこんな調子じゃなかったですよね？」と聞くと、「これほどではありません。散歩も引っ張らなかったし」。・・・ホッ。

出かける時はあっさりしてたけど、帰ってきたら喜んでくれたから、ま、よしとするか。

もっとどこでも大人しく出来るようになったら、かぶこの実家に預けられるんだから、頑張ってちょ。

★目の異変

旅行から帰宅し、病院で点眼薬をもらっていたものの、その日から預ける前より目の状態が悪くなっているのが気になり出す。でもあまりしつこく病院に同じ事を言うのも気が引けて、別な病院にも行ってみたりしつつ目薬を続けていた。
見た目は左目が半分くらい白目になっている状態。
数日後の土曜日、全く回復の兆しがないので再びいつもの病院へ。すると若い先生が以前よりかなり詳しく染色液などでの検査をしてくれたところ、角膜に直径２ミリ近くの傷がある事を発見。

原因は猫パンチなんだろうか。なるべくパンチを受けそうな接近の仕方をしないように気をつけていたつもりなのに・・・・・。

それからは点眼薬も違うものになり、飲み薬と軟膏の併用で一進一退を繰り返しながら１ヵ月以上の通院。５月１日、ゴールデンウィークのさなか、やっと傷が直径１ミリくらいに小さくなり、見た目にもだいぶ目がぱっちり開くようになってきた。
バニラは動物病院が大好きだ。沢山のワンコ達に会えるし、獣医さんも皆バニラを可愛がってくれるからだろう。だからって、次から次と通院の原因を頼むから作らないでおくれ。

★初めてのアジリティー

ニフティーのペットフォーラムで知り合ったＵ人さんは、訓練所の訓練士をされているワンコの専門家で、最初に実物（生柳生）を見たのは昨年９８年７月２０日の恵庭フリスビー大会だった。（舟ママさんとらいかちゃんに出会ったのと同じ会場）二度目は８月、夕張のやはりフリスビー大会。７月に一目惚れしてしまったＵ人さんの愛犬「ブルちゃん」を応援しようと張り切って見学に行くとブルちゃんはショート、ロング共に優勝。

この４月、そんなＵ人さんのＨＰにリンクさせてもらえる事になり、近々アジリティ・セミナーがある事も教えて頂き、参加してみる事にした。
まだ雪深かった３月２２日、仁木町（にき）のアリスファームでの「ドッグスデー」と言うイベントでＵ人さんにハードルの飛ばせ方を習ったた時に、絶対できないと思っていたバニラがピョンとハードルを越えたのを見て何とも言えない感動を味わったからだった。しかし、今回ボーダーコリーなどの参加者の中では「ひやかし」の部類だったと言えよう。

初心者チームに入り、歩道橋、タイヤ、トンネル、Ａランプとバニラは意外にも淡々とこなして行ったのにはまたまた驚いた。スピードこそ要求できないけれど３５キロを超えるいわゆる「幅のある犬」にしては大健闘だったのではなかろうか。Ｕ人さんも「こう言う犬が恐がらずにやるのは珍しい」とおっしゃっていた。

目指せ、アジバニ！？

９９年４月２９日（木）。

何度か脱走しながらも、タイヤ、トンネル、歩道橋、緩斜面にしたＡランプは出来た！

ちっとも怖くないよ