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★二人っ子になった日

おりーぶの部屋にも書きましたが、９９年７月１５日、ひょんな事からバニラは血の繋がらない姉おりーぶを迎えることになったのです。
来ると決まった２、３日前から「これが一人っ子で最後のドライブ」とか「一人っ子最後のお風呂」とか「一人っ子最後の・・・」と、何かにつけてはバニラに向かって口にしていました。それは、バニラより手のかからないであろうおりーぶを迎え、無意識に比べしまいバニラが劣る部分があったとしても、バニラを最初の子（犬です、勿論）として大事に育ててきた気持ちをけして忘れない、ないがしろにしない、と自分の決意を強めるために自然と出た言葉だったようにも思います。

初めて室内でおりーぶと対面すると、おりーぶはすかさずバニラに威嚇の声を放ちました。見ていてドッキリする場面でしたがバニラはそれ以上しつこくせず、すぐに少しおりーぶと距離を置きました。もちろんそれで諦めるバニラではなく、ほとぼりが冷めるとまたそろりとおりーぶに近づく・・・・そんな事を繰り返しているうち、おりーぶが嫌がらなくなり、３日程たつと一緒に部屋を転げて遊ぶようになりました。バニラはかぶこが思っていたよりずっと良い奴だったのです。

★おりーぶ効果

おりーぶが来てから、猫の住まいは２階、犬の住みかは１階と、完全に住み分けを決行しました。そして大きな挑戦をしてみることに。バニラは破壊癖があり、猫との接触で怪我をしないためにもそれまでは一人にする時は１階の和室を「ハウス」としていたのですが、猫との住み分けをした事や、おりーぶを居間に寝せたのもあり、思いきってバニラも１階で自由にさせる事にしたのです。

すると、それまでの破壊癖がウソの様に、おりーぶと一緒に朝まで寝ているし留守番でも問題を起こさないではありませんか。２頭になった事でバニラの心や行動にもはっきりと変化が現れたのを実感したできごとの１つです。

★が、しかし

油断は大敵。いい子になったかなぁ、とシミジミしたかと思えば、ある朝起きてみるとごみ箱の中身が散乱。生ゴミも。～～～(ノ≧ρ≦）ノヒー
台所のごみ箱のふたがきちんと閉まっていなかったようで、これはかぶこが悪かったと反省。
またある時は、外出から帰ってくると部屋の隅においてあったドライフードの袋が空っぽになって居間の真ん中に落ちている！！まだ１キロ以上は残っていたフードを２頭で共謀して一粒残らず食べてしまったのです。キーーーッ！！！
特におりーぶのお腹の膨らみが大きかったような・・・。

お腹を壊さなかったからいいけれど、その後の大便は凄い量でした。
盗み食いする子に育てた覚えはありません！＞バニラ、おりーぶ

★ネバー・エンディング・ストーリー

日々起こる出来事は今後も「今日のかぶこ」にて随時ご披露して行きます。かぶことかぶ夫、そしてののとごまふ、バニラ＆おりーぶの、2人と4匹が織り成す「どこかにありそうな、でもここにしか無い話」がこれからもずっと、このホームぺージには続いていくのです。。。。。
どうぞ乞うご期待！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１９９９・０８