「かぶこの思ひ出ぽろぽろ」


時々、突然ふと思い出したことを綴るページを作りました。2002.1.20
(出来事の新旧と順番は関係ありません)。

☆テレビと言えば☆

今回(平成15年9月)、バーニーズ特集のためにバニ集めをして欲しいと依頼され、クラブ仲間やご近所やホテルのお客さまに声をかけ、集っていただいた。テレビの取材があるので・・・、と事前に知らせて集まってもらったわけだが。。。実際に撮影が終わった直後は、集合をかけた立場として非常に疲労感を感じつつ、まぁ無事にすんでよかった、と安堵した。一息ついてみると、次には、じゃぁバニラとおりーぶはちょこっとでも映るだろうか、と親バカモードに入っている自分。
 ふと思い出した事がある。かぶこが小学校6年生の頃。ローカルニュースの1コーナーで小学校訪問のコーナーがあり、かぶこの通う小学校が訪問先になったことがある。子供たちの様子や学校の特色などを紹介する他愛のないコーナーなのだが、その時放送委員だったかぶこは、何故か顧問の先生からナレーション係に指名され、教頭先生が作った紹介文を読み上げると言う大役をおおせつかった。校長室の校長席で撮影したのだが、原稿を読めばいいだけの仕事だったので、たいした緊張もなくすんなり撮影は終わった。(ように記憶している)。オンエアの日、家族でそのニュースを見ていると、かぶこがバーンと映って名前までテロップで出た。ギャー、恥ずかしい!!!かぶこは自分がテレビに映った時は耳をふさいで薄目を開けて見るのが慣わしになっているのだが(ホラーかよ)、多分この時がその慣わしの始まりだ。まぁ、顔が出たのは最初の一瞬で、かぶこが知らないところで、色んな取材が進んでいたのだろう、後はナレーションの声だけが流れ、画面はクラブ活動や学級紹介などの様子に変わったので一安心。全部でほんの5分足らずだったのだろうが、かぶこやかぶこの家族、映った児童達とその家族にはかなりアドレナリンが噴出していたと思う。
 翌日、仕事から帰った父が、「職場のやつらによぉ、○○の息子だの、□□の娘だのがテレビに出るって聞いてたけど、みかみ(かぶこの旧姓)の娘しか出なかったべや、って言われたぞ」とクスクス笑っていた。かぶこだけ名前まで出してもらって映ったことが喜ばしいようすで。父と同じ職場の○○や□□の父さんは、子供からテレビに出ると聞かされて、きっと凄くワクワクして職場の仲間に報告したのだろう。かぶこの父はそう言うタイプではなく、ほんとに映るのかぁ?どうせチラッとだベ。と半信半疑でいたのだと思う。でも、かぶこの今の心境は○○や□□のお父さんと同じだと思う。自分の子が公共のメディアに映る時のワクワク感って、親ばかの証しなんじゃないのかな。学芸会や、ピアノの発表会でよその人から注目されたり拍手されたり、そんな時の気分みたいな。子を持つ皆さん、ペットと暮らす皆さん、みなさんはこんな気持ち、分かりますか。
親ばか、いいじゃない。(小泉首相風)

☆高校受験☆

私立高校受験の時のこと。かぶこと一番仲のよかったともちゃんは、かぶことは違うある仏教系の女子高を受験した。受験後に彼女曰く。「座った席の横の壁に「おしょうのバーカ」。その下に「そーだ、そーだ」って書いてあった。」
かぶこが受けたキリスト教系の女子高では特に思い出は浮かばないが受験番号が1000番と区切りがよく、お世話係の現役高校生のお姉さんに「縁起がいいからきっと受かるわよ」と励まされたのを覚えている。そのお姉さん1人で学校の品のよさがうかがえたもんだ。私立も公立も受かって公立に行った。そうそう、後日知ったところでは公立高校の試験結果は定員450人中、限りなくビリに近い順位で合格していたのだった。運の強さよ。

☆トヨタプリティ☆

短大を卒業し、自動車ディーラーに就職した。当時、男社会だった自動車販売業界にショールームの華として導入が始まって間もなかった店頭営業の女性スタッフ(全国的にトヨタプリティと呼ばれていた)として入社した5人のうちの1人だった。5人のうちハタチが4人19歳が1人、みな美人揃いでスタイルもよく、決起大会でステージに呼ばれ紹介されると若い男性社員が群がるようにステージの前に押し寄せてきたものだった。(ちょっと大袈裟か)
さて、その5人の中に「たかはし」と言う一番背も高くほっそりした大美人がいた。彼女は退職するまでの3年くらいの間に、その美しさと性格のアクの強さゆえに全社的に語られるような大きな逸話を幾つか作った人だったが、かぶこが一番印象に残っているのは彼女が体調を崩して入院した時のこと。配属された支店も遠く、お見舞いで久々に会った彼女は初めて見るスッピン。しかし、これがなんともびっくりするほどの可愛らしさだったのだ。研修旅行でも通勤でも人一倍荷物が多い中でも特に化粧道具が女優並に多かった彼女のことを一番衝撃的に「本当にきれいだな、可愛いな」と思ったのはその初めて見る素顔だったのだ。でも彼女は素顔を見られるのが余程イヤならしく始終恥ずかしがっていた。5人の中で一番早く結婚したのが彼女だったと思うが、彼女が退職してからのことだし今では音信不通なので定かではない。たかはし以外の人とは今でも年賀状のやり取りはあり、今ではみなが退職し結婚したとか子供が生まれたとか聞いては時の流れを感じている。「たかはし」は今もなお美を追究しているのだろうか。

☆美人☆

さて、たかはしの話に続いて思い出したのが短大時代、違う学部にいた1つ上の大美人。名前は知らないがミス札幌にもなった人だ。彼女はミス札幌になる前から美しさでかぶこの目を釘付けにしていたが、顔だけが美人なのではなく、歩く姿も美しく、彼女の放つオーラはきっとみんなが感じていたに違いない。ミス札幌になった時も「当然だな」と思った。その彼女が最も輝いていたのが卒業式の日。袴姿の学生が多い中、彼女は華やかな振袖だった。一層激しいオーラを放つ彼女に最も釘付けになった1日であった。


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